２００７年５月１７日

この日とその前日、私は東京ドームにいました。
行かなかったら後々、絶対に後悔する…と思って
「東京ドーム開催中にあと２本になったら行かせて下さい」とお願いして…

平日ナイターだったけれど、
なぜかこの年だけはご主人さまが時間に融通の利く部署にいて、
そんな私のわがままもまかり通り…（それ以外の年だったら無理だったと思います）

田中幸雄さんのことは
ミーハーな思いで好きと思ったことなんて１度もなかったし、
１番応援している選手でもない、

でも、ルーキーの頃から知っている
そしてずーっとファイターズにいてくれる、
私にとって特別な存在…

その選手の偉業に立ち合えるかもしれない

ドキドキ、わくわくしながら
スタメン発表前にはドームに入れるように、内野自由の当日券を買い、

バッターボックスがよく見え、
かつ　売り子のおねーちゃんたちが視界に入らない席を選びました。

そう、準備は万端だったはずなんです…

当日、当然いつもより多い人出。
そして…　前日、リーチのかかった第４打席から
幸雄さんの打席は 一塁側内野席、総立ち！

私は日本人女性の平均身長以下…

ここなら完璧！　と思って選んだ私の席の前にはいつの間にか
縦にも横にも大きな男性が二人…

もう、場所を変えるのも無理…

迎えた幸雄さんの第２打席
総立ちの中、なんとかバッターボックスの幸雄さんだけはみつめることができたのですが、

案の定、前列の男性が盾となり
幸雄さんの放った打球のライナーの軌道とボールが落ちる瞬間は観えず…

ライトスタンドの悲鳴のような歓声と
ライトの選手が転がるボールを捕球する姿と
一塁ベースに誰より早く駆け寄る金村暁
そして、バックスクリーンの２０００の文字を見て
その瞬間がきたのだと理解できたのでした…

すごく嬉しかったし、たぶん、ものすごい大声を出していたと思いますが、

今でも、今でも
ボールの軌道とボールが落ちた瞬間が観たかった…という思いでいっぱいなんです(^_^;

わかっています。　北海道をはじめ、全国のファイターズファンの方や
なにより首都圏にいるのに 来ることができなかったり、時間に間に合わなかったりした人が
たくさんいらっしゃることを。
(実際、私の連れ二人は仕事で間に合いませんでしたし・笑)

あの瞬間の雰囲気を味わえただけでも幸せだってことくらい、
わかっているのですが…

…なんだか、不完全燃焼(苦笑)

しかも、山崎武司が３本もホームラン打っちゃって、試合もボロ負け…

そうは言ってもやっぱり行けてよかった…

あの日の一塁側内野自由席、私と同世代とおぼしき一人観戦の女性が本当に多かったんです。
みんな、いてもたってもいられずにドームに駆け付けたんだなぁと思うと… T_T
たくさんのファイターズファンの方と貴重な瞬間を共有できた、
本当に特別な一日でした(^^)

あれから２年

幸雄さんはいないけれど、
今年のファイターズ、貯金９・首位で交流戦前を終えました。

交流戦も楽しみだな。
ＤＨのない、セ・リーグ主催ゲームがちょっと不安だけど…
まっ、なんとかなるでしょう(ホント？)
東京ドームでダルさまを観られないかな？
神宮にも観戦に行こうかな？　なんて思っている昨今です(^_^)v