いとをかし

~まっちゃの草子SecondSeason~ アラフィフ主婦の現実逃避

☆忘れられないオークス☆

ずいぶん古い話になります(笑)


~第52回オークス
父も母も妹たちも出かけていたため、家で一人で観ていました。


その年の桜花賞(あまりにも有名な話なので、書くのもなんなのですが)
抽選馬としてデビューした彼女は連勝街道をひた走り、
1番人気に指示されましたが、レース前落鉄が判明…
興奮した彼女は蹄鉄を打たせず、落鉄したままレースに出走
そして5着に沈みました。


その彼女が府中の2400mでどんなレースをするのか、
私はとても興味がありました。


事前に新聞を読んだ限りでは
血統的に長いところが向くとは思えず、
また大外20番という枠順も逃げ馬の彼女にとっては不利らしい…


それでも、彼女がどんなレースをするのかと期待せずにはいられませんでした。



レースが始まると彼女はとても気持ちよさそうに先頭を走っていました。
3コーナーをまわっても、4コーナーをまわっても…


直線半ば、後続に追い詰められ、すごくドキドキしました。
今まででも、あんなに直線が長いと思ったことはないかもしれません。
桜花賞馬・シスタートウショウがものすごい末脚で追い込んできたけれど、
彼女は1度も先頭を譲ることなくゴールしました。


その時点でウルウルしていた私ですが、


イソノルーブル鞍上の松永幹夫さんが
勝利ジョッキーインタビューで涙ぐんでいる姿を見て
(インタビューアーの中井美穂さんも泣いていたように覚えています)
涙がポロポロと流れてきました。


よかった… すごかった… ミッキーかっこいいなぁ…
と思いながら泣いていると、


けたたましく電話のベルが鳴りました。
無視してやろうかとも思いましたが、
仕方がないので電話に出ると、外出先の妹からの電話でした。




「ねぇねぇ、オークスみてたでしょ? マジョルカシチー何着だった?」




……………(-_-)(-_-)(-_-)



「そんなの、知らないよ! せっかくのミッキーのインタビューが最後まで聞けなかったじゃない!」
そういった瞬間、すぐに電話を切りました。
まっ、私も若かったので(笑)



サークル仲間でどこかに出かけていたという妹が、
先輩たちの「オークス、どうしたかな?」という問いに答えようと、
単に家に電話をかけてきたという話な訳ですが…

私としたらその時は、感動のオークスを邪魔されたという思いが強く…(笑)





この話にはまだ続きがあったりします。



その数日後、ある人に誘われ 一緒に食事をした時
お互い競馬好きとは知らなかったのですが、
その人が府中に住み始め、オグリキャップを生で見てから競馬をはじめたと言うので
「実は、この前のオークスで…」と話すと
イソノルーブルマジョルカシチーでかなり盛り上がり…


お恥ずかしながら、現在に至っているというわけです(^_^;








さて、今年のオークス
ポストウオッカと言えるかもしれない、すごく強い馬がいますが…


私は桜花賞でその馬に迫った彼女に注目してみたいと思います。
管理するのは松永幹夫調教師…

もしかしたら、もしかしたら、彼女の方が化け物かもしれない…
そう期待したいのです!

最終追い切りも、枠順発表もまだですが、
私はレッドディザイアと心中したいと思います(^_^)v











あっ、ちなみにマジョルカシチーという馬ですが…
なんでこんな馬、狙ったんでしょうね?(笑)

http://keiba.yahoo.co.jp/directory/horse/1988/1/062/28/index.html